「3人のジュニア」がオールスターの歴史に名を刻む可能性

 オールスター・ゲームのファン投票の中間発表において、70万票以上を獲得した選手は4人いたが、マイク・トラウト(エンゼルス)を除く3人はいずれも23歳以下の若きスター選手だった。その若きスター選手とは、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)の3人である。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは「3人のジュニア」がオールスター・ゲームの歴史に名を刻む可能性があるとして、特集記事を公開している。

史上最年少の最多得票選手が誕生?

 ファン投票が再開された1970年以降、両リーグ最多得票を獲得した選手で最年少だったのは24歳(1972年のジョニー・ベンチ、1986年のダリル・ストロベリー、1994年のケン・グリフィーJr.、2017年のブライス・ハーパーの4人)。よって、現在22歳のゲレーロJr.とタティスJr.、現在23歳のアクーニャJr.という3人のうち誰かが両リーグ最多得票を獲得すれば、最年少記録が更新されることになる。

得票数トップ4のうち3人が24歳未満

 若きスター選手が3人揃っていることも注目に値する。1996年以降、得票数トップ4のうち2人以上が23歳以下だったのは、23歳のトラウトと22歳のハーパーがトップ4に名を連ねた2015年の1度だけ。もしゲレーロJr.、アクーニャJr.、トラウト、タティスJr.という現在のトップ4が維持されれば、トップ4のうち3人が23歳以下となり、これは少なくとも1996年以降で初めてのことである。

先発メンバーに若きスター選手がズラリ

 24歳の選手も加えると、「3人のジュニア」だけでなく、ラファエル・デバース(レッドソックス)とオジー・オルビーズ(ブレーブス)も暫定のオールスター・ゲーム先発メンバーに名を連ねている。オールスター・ゲームの歴史上、先発メンバーに25歳未満の野手が5人以上いたのは1955年と2016年の2度だけ。1955年は24歳のアーニー・バンクスとハービー・キーン、23歳のミッキー・マントルとエディ・マシューズ、20歳のアル・ケーラインという顔ぶれ。一方、2016年は24歳のマニー・マチャド、クリス・ブライアント、トラウト、23歳のハーパー、ムーキー・ベッツ、ザンダー・ボガーツ、22歳のアディソン・ラッセルと25歳未満の野手が7人も先発メンバー入りを果たした。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

目次
閉じる