イタリア、第3GK以外の全選手がEUROのピッチに マンチーニ監督の配慮に称賛の声「一流の指揮官」

イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督はウェールズ戦でGKサルバトーレ・シリグを途中投入し、サポーターから称賛の声が上がっている。
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マンチーニ監督はウェールズ戦で1-0でリードしていた89分に、アクシデントはなかったにも関わらずジャンルイジ・ドンナルンマに代わってシリグを投入するGK替えを敢行。マンチーニは現役時代に、イタリア代表の一員として1990FIFAワールドカップに参加していたが一度もピッチに立てなかった経験を持ち、既に決勝トーナメント進出を決めていたウェールズ戦でシリグ起用を決断。これにより、イタリア代表登録メンバー26名のうち、3番手GKアレックス・メレトを除いた全員がピッチに立った。マンチーニの配慮はファンの反響を呼び、「彼は一流の監督だ」「優秀な指揮官。選手が彼を好きなのも不思議じゃない」と賛辞を贈っている。
Photo Ryan Pierse