ナショナルズ逃げ切り シュワーバー先制弾で10戦12発

【レイズ3-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

 ナショナルズは2回までにカイル・シュワーバー、フアン・ソト、ビクトル・ロブレスの外野トリオが本塁打を放ち、4点を先制。先発のジョー・ロスが7回途中6安打2失点の好投を見せ、抑えのブラッド・ハンドがソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたものの、4対3で逃げ切った。シュワーバーは2試合連発となる25号先頭打者アーチを放ち、ナ・リーグ本塁打王争いのトップタイに浮上。10試合で12本塁打を放つのは史上2人目の快挙となった。

 シュワーバーのバットからまたしてもアーチが飛び出した。10試合のスパンで12本塁打を放つのは、1995年のアルバート・ベル以来26年ぶり史上2人目の快挙。また、18試合のスパンで16本塁打を放つのは、1998年のサミー・ソーサと2001年のバリー・ボンズに並ぶ史上3人目の快挙となっている。ナショナルズはソトが1回裏に9号2ラン、2回裏にロブレスが1号ソロを放って4点をリード。ブランドン・ラウの16号ソロ、マイク・ズニーノの17号ソロなどで1点差まで追い上げられたが、4対3でレイズを破った。

 なお、シュワーバーはホームラン・ダービー出場の可能性について問われ、「もし出場するように求められたら、出場してどこかを痛めてしまうよりも、出場を辞退して休養を優先したい」とコメント。2018年にナショナルズ・パークで行われたホームラン・ダービーに出場して準優勝(優勝はブライス・ハーパー)しているが、「あのホームラン・ダービーは素晴らしい時間だった」と当時を振り返りつつも、今年のホームラン・ダービーの出場辞退を示唆した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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