大谷翔平がオールスターで二刀流へ マドン監督が明らかに

 メジャーリーグ史上初めて、投手と野手の両方でオールスター・ゲームに選出された大谷翔平(エンゼルス)について、エンゼルスのジョー・マドン監督は日本時間7月14日にコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームで投打の「二刀流」で出場する予定であることを明らかにした。マドンはア・リーグの監督を務めるケビン・キャッシュ(レイズ監督)と大谷の「二刀流」について話し合ったという。なお、どのような形で「二刀流」を実現するかは明らかになっていない。

 マドンはキャッシュと話し合った内容について「結論から言うと、彼は登板する。しかし、どのように登板させるかは結論が出ていない」とコメント。「もちろん、いろいろな方法がある。先発で投げることもできるし、試合の途中に投げることもできる。そして、彼に何打席くらい打たせるのか。それと、彼が前日にホームラン・ダービーに出場することも忘れてはいけない。ベストの方法を考えているところだ」と大谷の起用法について語った。

 メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者は「大谷が登板前に十分な準備時間を確保できるかどうかがポイントだ」と指摘する。大谷がDHとしてスタメン出場し、DHを解除してそのままマウンドに上がるのであれば、十分な準備時間は確保できない可能性が高い。DHから退いてベンチに下がったあと、十分な準備時間を確保して登板するのであれば、再出場を可能にするためにルールを変更する必要がある。

 十分な準備時間を確保したうえで登板するために最も簡単な解決策は大谷が先発することだが、ボリンガーは「ホワイトソックスのカルロス・ロドンやレンジャーズのカイル・ギブソン、レッドソックスのネイサン・イバルディなど、オールスター・ゲームの先発に相応しい候補者は他にもいる」と述べている。

 なお、マドンによると、前半戦の最終登板となる日本時間7月7日のレッドソックス戦では、大谷が投打同時出場する可能性は低いという。アンソニー・レンドンとテイラー・ウォードのコンディションが万全でなく、野手が不足した状態で試合を戦わなければならないため、大谷降板後に投手の打席で代打を起用しなければならない状況を回避するために、大谷は投手に専念することになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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