HRダービー アロンゾが圧巻の連覇、大谷は惜しくも1回戦で敗退

 日本時間7月13日、コロラド州デンバーのクアーズ・フィールドでホームラン・ダービーが行われ、前回(2019年)王者のピート・アロンゾ(メッツ)が圧巻のパフォーマンスで史上3人目の連覇を達成した。サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)との対戦で1回戦の新記録となる35本塁打を放つと、準決勝では大谷翔平(エンゼルス)との対戦で体力を消耗したフアン・ソト(ナショナルズ)に余裕の勝利。そして、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)との決勝戦では最終6スイングをすべてスタンドに叩き込み、頂点に立った。

 注目のホームラン・ダービーの1回戦は、全4試合で下位シードの選手が勝利する波乱の展開となった。マンシーニが24本塁打を放ったのに対して後攻のマット・オルソン(アスレチックス)は23本どまり。優勝候補として期待されたジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)もトレバー・ストーリー(ロッキーズ)の20本に1本届かず、1回戦で姿を消した。

 ペレスは28本塁打を放つ大健闘を見せたが、先攻のアロンゾが35本塁打を放っていたため、1回戦突破ならず。そして、ソトと大谷の対戦は先攻のソトが22本塁打を放ち、大谷はスロースタートとなったものの、なんとか追いついて1分間のタイブレークに突入。ここでもお互いに6本ずつを放って並んだため、3スイング制のサドンデスに突入したが、ソトが3スイングすべてをスタンドインさせたのに対し、大谷は最初のスイングで本塁打を打つことができず、敗退が決定した。

 準決勝はマンシーニがストーリーに13対12、アロンゾがソトに16対15で勝利し、決勝はステージ3の結腸がんからカムバックしたマンシーニと前回王者のアロンゾによる対戦に。先攻のマンシーニは22本という好記録を残したが、アロンゾは最初の2分で16本塁打を放ち、ボーナスタイムの1分間に突入したあとの最初の6スイングをすべてスタンドに叩き込んで一気に優勝を決めた。

 ホームラン・ダービー連覇は1998~99年のケン・グリフィーJr.と2013~14年のヨエニス・セスペデスに続いて史上3人目の快挙。複数回の優勝も3度優勝のグリフィーJr.(1994年・1998~99年)、プリンス・フィルダー(2009年・2012年)、セスペデス(2013~14年)に次ぐ史上4人目の快挙となった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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