サンチョがEURO敗退後初の声明 人種差別被害の心境語る「憎しみは決して勝たない」

 イングランド代表ジェイドン・サンチョはSNSで、人種差別的な罵詈雑言を受けた心境を語った。

人種差別被害に遭ったラッシュフォード、SNSで力強いメッセージ「僕はマーカス・ラッシュフォード。23歳黒人男性だ」

 サンチョやマーカス・ラッシュフォード、ブカヨ・サカはEURO2020決勝イタリア戦でPKを外し、SNS上で人種差別被害の標的に。イギリス警察は発信者を突き止め逮捕まで至り、ボリス・ジョンソン英首相はSNS企業がプラットフォームから人種差別的な罵詈雑言を削除できない場合、全世界の収益の10%に相当する罰金を課すと明かした。サンチョはInstagramでEURO敗戦後初めて声明を出し、ファンからのポジティブなメッセージに感謝する一方で、人種差別発言をしたものは責任を取らせるべきと主張している。

「試合後に僕やマーカス、ブカヨの兄弟が受けた人種差別を見なかったことにするつもりはないけど、悲しいことに今に始まった事ではない。憎しみは決して勝つ事はない。同じような虐待を受けた若い人たちは、頭を高く上げて夢を追い続けてほしい。僕はイングランド代表を誇りに思っている。多くの人々にとって困難な18ヶ月だったにも関わらず、国民全体を団結させた事を誇りに思う。大会で優勝したかったのはもちろんだけど、この経験から学び前進していきたい」。

Photo Lars Baron

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この記事を書いた人

“カンプ・ノウの奇跡”を観てマンチェスター・ユナイテッドの試合が気になるようになる。そこからプレミアリーグを観戦するようになり、同名の飴が好きだった理由でチェルシーのファンに。欧州サッカー漬けでいつか日本と時差が縮まればいいのにと願う東京出身のエディター。

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