EURO決勝後SNSから遠ざかっていたサカ…人種差別被害に口を開く「どんな誹謗中傷にも負けない」

 イングランド代表ブカヨ・サカがEURO決勝敗北後初めてSNSを更新し、否定的な意見にも挫けないと伝えた。

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 19歳サカはイタリアとのEURO決勝でPK戦5人目のキッカーを担当すると、左足で放ったシュートはGKジャンルイジ・ドンナルンマに防がれてしまう。PKスコア2-3でイングランド代表は敗れ、試合後サカと同じくPKを失敗したマーカス・ラッシュフォードやジェイドン・サンチョと共に、SNSで人種差別被害に遭った。イギリス警察がイングランド代表選手をSNSで罵倒した人物を次々と逮捕する中、サカは決勝後初めてSNSを更新。「僕は家族と過ごし、この数週間を振り返るために数日間SNSから離れていた」と心境を口にした。

「このメッセージでは伝えきれないけど、支えてきてた全ての人に感謝したい。模範となるイングランド代表の一員になれたのは光栄だった。彼らとは生涯兄弟だし、懸命に働いた選手やスタッフ一人一人から学んだこと全てに感謝する。決勝の結果と僕のPKがどれだけ苦しかったかは、言葉にできない。勝てると信じていたんだ。でもこの世代の人たちに勝つことの気持ちを知ってもらうために、僕たちは全力を尽くす」。

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「試合後の反応が全てを物語っている。僕はとても傷ついて、みんなやイングランドの家族を失望させてしまった気がするけど、これだけは約束できる。あの瞬間も、今週受けた否定的な意見も、僕の心を傷つけることはない。情熱、あらゆる人種、性別、宗教、背景を持つ人々が、サッカーというジェットコースターのような喜びを分かち合いながら一緒になっているんだ。憎しみのメッセージを受け取るのは覚悟していたけど、悲しい現実。お互いに親切にすることで憎しみを追い出し、大多数の人々が一丸となって勝利を得ることが出来るんだ。”Love always wins.”」。

Photo Carl Recine – Pool

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この記事を書いた人

“カンプ・ノウの奇跡”を観てマンチェスター・ユナイテッドの試合が気になるようになる。そこからプレミアリーグを観戦するようになり、同名の飴が好きだった理由でチェルシーのファンに。欧州サッカー漬けでいつか日本と時差が縮まればいいのにと願う東京出身のエディター。

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