阪神に新加入のラウル・アルカンタラ…どんな選手?

 NPBの阪神タイガースは23日にラウル・アルカンタラ投手との契約を発表した。アルカンタラは韓国のプロ野球リーグ、KBOで優秀な成績を残した実力者で、チームの新しい助っ人外国人として高い期待を受けている。

 ドミニカ共和国出身のアルカンタラは、2009年にボストン・レッドソックスに入団。その後2011年の12月にトレードでオークランド・アスレチックスに移籍すると、2013年にはA+級まで昇格し、A級との2階級合計で防御率3.11、与四球率1.7と完成度の高さを示し、2014年開幕前のプロスペクトランキング(有望株ランキング)でチーム内4位につける高評価を受けた。

 2014年のトミー・ジョン手術を乗り越えて2016年にメジャーデビューを果たしたアルカンタラだったが、2年連続で防御率7点台と全く通用せず、2018年には3A級で防御率5点台に終わった。同年11月にはKBOのKTウィズへの移籍を決め、アジアにキャリアを求めた。

 渡韓1年目は11勝11敗、防御率4.01と平均的な成績に終わったが、同じくKBOの斗山ベアーズに移籍して迎えた2020年はストレートの投球割合を増やし、20勝2敗、防御率2.54という圧倒的な成績を残した。落ちる球で空振りを奪えるようになった結果、奪三振率は5.2から8.2へと跳ね上がった。

 193センチ、99キロの恵まれた体格をした28歳のアルカンタラは、直近2シーズンで371.1投球回を記録した頑丈さを備えている。その上、マイナー時代から優れた制球力を備えており、平均151.6キロを記録するパワフルなストレートを中心に、スライダー、スプリットなどを織り交ぜるピッチングには安定感がある。日本でもローテーションの柱としての活躍を期待することができそうだ。

photo – Han Myung-Gu

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる