ツインズ・バクストン 7年8000万ドルの契約延長オファーを拒否

 日本時間7月26日、ツインズがバイロン・バクストンとの契約延長交渉で合意に至らなかったことが明らかになった。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、ツインズは総額8000万ドル前後の7年契約をオファーしていたようだが、バクストンがこれを拒否したという。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールは以前、「契約延長が実現しなかった場合、ツインズはバクストンのトレードを検討する可能性がある」と伝えており、契約延長交渉の決裂はトレード市場にも影響を与えそうだ。

 現在27歳のバクストンはメジャー7年目の今季、ここまで27試合に出場して打率.369、10本塁打、19打点、5盗塁、OPS1.176を記録。4月に打率.426をマークする好スタートを切って月間最優秀選手(月間MVP)に選出されたものの、5月上旬に右股関節を痛めて故障者リスト入りし、6月中旬に戦列復帰したあと、3試合目の出場で死球を受けて左手を骨折し、再び戦列を離れている。

 バクストンはキャリアを通して非常に故障の多い選手であり、100試合以上に出場したのは2017年(140試合)の1度だけ。この年は打率.253、16本塁打、51打点、29盗塁、OPS.728をマークし、ゴールドグラブ賞とプラチナグラブ賞を受賞した。以前から評価の高かった俊足好守に加え、近年は打撃面でも開花の兆しを見せており、今季は開幕から打撃好調。しかし、今季も故障から逃れることはできなかった。

 ツインズとの契約延長が実現しなかったことにより、バクストンがトレード・デッドラインで放出される可能性は高まったと言えるが、問題は左手の骨折で故障者リスト入りしていること。順調にいけば8月中に戦列復帰できる見込みだが、4月の大活躍を継続できる保証はなく、他球団が獲得に二の足を踏む可能性もある。

 バクストンがFAになるのは2022年シーズン終了後。主力選手の大量放出(すでにネルソン・クルーズをレイズへ放出)が噂されるツインズは、トレード・デッドラインでバクストンに関してどんな決断を下すのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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