ツインズのエース右腕・ベリオス 複数球団による争奪戦が勃発か

 メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、複数のチームがホゼ・ベリオス(ツインズ)の獲得を目指してトレード交渉を行っており、そのなかにはナ・リーグ西部地区で熾烈な優勝争いを続けるドジャースとパドレスが含まれているという。また、モロシは「ジャイアンツがベリオス争奪戦に参戦する可能性もある」と考えているようだ。オールスター・ゲーム選出2度の実績を誇るツインズのエース右腕をめぐり、ナ・リーグ西部地区の上位3チームによる争奪戦が勃発することになるかもしれない。

 ツインズは昨季まで2年連続でア・リーグ中部地区を制し、今季もホワイトソックスと地区優勝を争うことが予想されていた。ところが、開幕から低迷が続き、100試合を消化した時点で42勝58敗の借金16(地区最下位)。トレード市場では売り手に回っており、すでに主砲ネルソン・クルーズをレイズへ放出している。今季だけを諦めて来季再びポストシーズン進出を目指すという選択肢もあったが、正中堅手バイロン・バクストンとの契約延長交渉が決裂。ベリオス、バクストン、抑えのテイラー・ロジャースなど複数の主力選手が2022年シーズン終了後にFAとなるため、本格的なチーム再建に乗り出すことが噂されるようになった。

 現在故障者リスト入りしているバクストンのトレードはオフシーズンまで待つ可能性が高いが、ベリオスを放出するのであれば、多くのチームが投手補強を目指している現在のほうがベター。あと1年半保有できるため、ツインズが求める対価のレベルは非常に高く、メッツはすでに撤退したとみられているものの、ドジャース、パドレス、そしてジャイアンツは「同地区のライバルにベリオスを獲得されたくない」という点も含め、争奪戦を繰り広げることになりそうだ。

 現在27歳のベリオスは今季20試合に先発して121回2/3を投げ、7勝5敗、防御率3.48、126奪三振をマーク。メジャー2年目の2017年から3年連続2ケタ勝利(14勝→12勝→14勝)を記録し、2018年と2019年にはオールスター・ゲーム選出を果たした。2018年には自身初のシーズン200奪三振(202)も達成している。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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