ピネイダ好投のツインズ 代走・前田が決勝のホームイン

【タイガース5-6xツインズ】(延長10回タイブレーク)@ターゲット・フィールド

 6回終了時点で3点をリードしていたツインズは、リリーフ陣が打たれて5対5の同点に追いつかれたが、10回裏二死1・2塁からマックス・ケプラーのタイムリーでサヨナラ勝ち。タイブレークの二塁走者の代走として起用された前田健太がケプラーの一打でサヨナラのホームを踏んだ。前田が代走で出場するのは通算4度目。なお、前田は明日の同カードで先発する予定となっている。

 2回裏にミッチ・ガーバーのタイムリー二塁打で先制したツインズは、4回裏にミゲル・サノーのタイムリーで1点を追加。先発のマイケル・ピネイダが6回表にミゲル・カブレラに通算495号となる8号2ランを浴びて同点に追いつかれたが、6回裏にブレント・ルーカーが3号ソロ、ジョシュ・ドナルドソンが16号2ランを放ち、3点のリードを奪った。トレード放出が噂されているピネイダはカブレラに被弾したものの、6回5安打2失点の好投。試合後には「ここが僕のホームだ。ここに残りたいと思っている」とのコメントを残している。

 3点リードのツインズは、7回表に2番手タイラー・ダフィーがエリック・ハースに16号ソロを被弾。9回表はクローザーのテイラー・ロジャースが負傷降板し、急遽マウンドに上がった5番手アレックス・コロメイがロビー・グロスマンに16号同点2ランを浴びた。9回裏二死満塁のサヨナラ機を逃したあと、タイブレークに突入した10回表は6番手ケイレブ・シールバーが三者凡退に抑えて無失点。そして、10回裏にケプラーのタイムリーで代走の前田が生還し、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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