アスレチックスがルザルドとの1対1のトレードでマーテイ獲得

 ア・リーグ西部地区の優勝争いで首位アストロズに6ゲーム差をつけられ、3位マリナーズに1ゲーム差に迫られているアスレチックスが大型補強を敢行した。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、アスレチックスは若手左腕ヘスス・ルザルドとの1対1のトレードでマーリンズからスターリング・マーテイを獲得する見込みだという。マーテイは昨夏もトレードでダイヤモンドバックスからマーリンズへ移籍しており、2年連続で夏場にトレードされることになった。

 現在32歳のマーテイはオールスター・ゲーム選出1度、ゴールドグラブ賞2度といった実績を誇るスター外野手。今季はここまで63試合に出場して打率.306、7本塁打、25打点、22盗塁、出塁率.407、OPS.859をマークしており、アスレチックスでは今季なかなか固定できずにいる2番を打つことが予想される。センターのポジションはラモン・ローレアーノと被ってしまうが、強肩のローレアーノがライトに回ることになるかもしれない。

 一方、現在23歳のルザルドはアスレチックスの球団ナンバーワン有望株として大きな期待を背負っていた逸材。昨季は先発ローテーションの一角を担い、ポストシーズンでも2試合に先発したが、今季はここまで13試合(うち6先発)に登板して2勝4敗1ホールド、防御率6.87と不本意な成績に終わっている。5月上旬には利き手である左手を骨折して故障者リスト入りしたが、テレビゲームをプレー中にテーブルを叩いたことが骨折の原因だったため、大きな話題となった。

 アスレチックスは今季終了後にFAとなるマーテイを獲得するために将来有望なルザルドを放出することになったが、これはマーリンズがマーテイの残り年俸の大部分を負担するからである。マーリンズはマーテイとの契約延長に失敗したことが報じられており、残り2ヶ月しか保有できないマーテイを放出してエース候補の若手左腕を獲得することに成功した。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

目次
閉じる