ナショナルズの解体続く パドレスが救援右腕・ハドソン獲得へ

 ドジャースにマックス・シャーザーとトレイ・ターナーをトレードすることがほぼ決定し、ブルージェイズにブラッド・ハンド、レッドソックスにカイル・シュワーバーを放出したナショナルズがチーム解体をさらに進めようとしている。米メディアの複数の記者が報じたところによると、ナショナルズはパドレスにリリーフ右腕のダニエル・ハドソンを放出するトレードの交渉を進めているという。ハドソンの対価としてパドレスからマイナー右腕のメイソン・トンプソンを獲得するようだ。

 現在34歳のハドソンは今季31試合に登板して32回2/3を投げ、4勝1敗14ホールド、防御率2.20、48奪三振、WHIP0.92の好成績をマーク。クローザーのハンドにつなぐセットアッパーとして、ハンドとともにナショナルズのブルペンを支えていた。2度のトミー・ジョン手術を乗り越えた苦労人でもあり、2011年にはダイヤモンドバックスで自己最多の16勝を挙げたが、2度目のトミー・ジョン手術から復帰したあとはリリーフに転向してメジャーの舞台で活躍を続けている。

 パドレスからナショナルズに移籍するトンプソンは2016年ドラフト3巡目(全体85位)指名でパドレスに入団した23歳の右腕で、身長201センチ、体重101キロという立派な体格を誇る。今季はAAA級で23試合に登板して3勝2敗7セーブ、防御率5.74を記録し、6月20日(現地時間)にメジャー昇格を果たしてメジャーでも4試合に登板した。ナショナルズは複数の投手をトレードで放出しており、新天地ではメジャーで多くの登板機会が与えられるかもしれない。

 2019年に球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたナショナルズは、若き主砲のフアン・ソト以外は「適切なオファーがあれば全員トレード要員」であることが報じられていたが、ここまでの動きはまさにその報道通り。今季終了後にFAとなるヤン・ゴームスやジョシュ・ハリソン、2年後にFAのジョシュ・ベルなど、さらなるチーム解体が行われる可能性もありそうだ。

【追記】「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ナショナルズはトンプソンに加えてジョーディ・バーリーも獲得するようだ。バーリーはドミニカ共和国出身の21歳の遊撃手で、今季はマイナーA級で61試合に出場して打率.240、8本塁打、28打点、33盗塁、OPS.722という成績を残している。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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