カブスの守護神・キンブレルが1対2のトレードでWソックスへ

 メジャー屈指のクローザー、リアム・ヘンドリックスを擁するホワイトソックスがクレイグ・キンブレル(カブス)の獲得に成功したようだ。「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ホワイトソックスはニック・マドリガルとコディ・ホイヤーの2選手を放出してカブスからキンブレルを獲得する見込みだという。殿堂入りの名将トニー・ラルーサは、ヘンドリックスとキンブレルという球界トップクラスのリリーバー2人を抱えることになった。

 ホワイトソックスは前日のトレードでカブスのセットアッパー、ライアン・テペラを獲得したばかりだが、さらにキンブレルを獲得してブルペンを強化。現在33歳のキンブレルは今季ここまで39試合に登板して2勝3敗23セーブ、防御率0.49、奪三振率15.71の好成績をマークしている。今季で3年4300万ドルの契約が終了するが、来季は年俸1600万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)となっており、ホワイトソックスはこのオプションを行使すれば、来季もキンブレルを保有できる。なお、ホワイトソックスはヘンドリックスとキンブレルの両方にセーブ・シチュエーションでの登板機会を与えるとみられている。

 キンブレルの対価はマドリガルとホイヤーの2選手。ともにメジャー2年目の有望株であり、カブスにとって断るのが難しいオファーだったと思われる。現在24歳のマドリガルは2018年ドラフト1巡目(全体4位)でホワイトソックスに入団した二塁手で、今季は54試合に出場して打率.305、2本塁打、21打点、1盗塁、OPS.774をマーク。しかし、6月上旬に右ハムストリングの腱を断裂する重傷を負い、今季絶望となってしまった。

 ホイヤーは2018年ドラフト6巡目(全体168位)でホワイトソックスに入団した25歳のリリーフ右腕で、メジャーデビューした昨季は21試合に登板して防御率1.52の好成績をマーク。しかし、今季は40試合で4勝1敗14ホールドを記録しているものの、防御率5.12と安定感を欠くピッチングが続いている。

【追記】キンブレルとマドリガル、ホイヤーの1対2の交換トレードが両チームから正式発表された。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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