パイレーツ・ポランコ 右手首骨折も春季キャンプに影響なし

 パイレーツのグレゴリー・ポランコはレオネス・デル・エスコヒードの一員として母国・ドミニカ共和国のウィンター・リーグに参加していたが、日本時間12月27日に右手首骨折が発表され、チームを離脱することになった。パイレーツもポランコの骨折が事実であることを認めているが、来春のスプリング・トレーニングには完治した状態で参加できる見込みだという。来季開幕を故障者リストに入って迎えるような事態にならなかったのは不幸中の幸いと言えそうだ。

 マイナー時代はトップ・プロスペクトとして期待され、2018年にはキャリアハイの23本塁打&OPS.839をマークしたポランコだが、ポテンシャルをフルに発揮できないまま契約最終年を迎えようとしている。2019年は左肩の故障で42試合しか出場できず、今季は50試合に出場したものの、打率.153、7本塁打、OPS.539と大不振。ウィンター・リーグでも21試合で打率.197、2本塁打、OPS.618と打てなかった。

 2015年に13補殺&守備防御点+11を記録した右翼の守備でも近年は精彩を欠いており、守備防御点は2018年が-3、2019年がー5、今季は+1。左肩の故障が影響しているのか、補殺は直近2シーズンでわずか1つだけである。

 パイレーツとは2016年4月に5年3500万ドル+オプション2年の契約を結んでいるが、来季がその5年目。2022年の契約は年俸1250万ドルの球団オプション(またはバイアウト300万ドル)となっており、直近2シーズンのような低調なパフォーマンスが続くようであれば、そのオプションは行使されないだろう。

 主砲のジョシュ・ベルがナショナルズへトレードされたように、パイレーツはチーム再建に突入している。主力選手の1人として来季を迎えるポランコだが、復調して好成績を残した場合は夏場にトレードで放出される可能性が高く、いずれにしてもパイレーツでプレーするポランコの姿は来季で見納めとなりそうだ。

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