故障離脱中のドジャース・カーショウ 復帰は「9月のどこか」

 左前腕の炎症で戦列を離れているクレイトン・カーショウ(ドジャース)が9月までメジャーのマウンドに戻ってこない可能性が高くなった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、カーショウの復帰時期について「9月のどこかになるだろう」とコメント。カーショウは7月下旬にサンフランシスコで実戦形式の投球で3イニングを投げた際、まだ故障箇所に痛みが残っていた。これにより、8月に入って再び実戦形式の投球を行うはずだった予定が変更され、代わりにキャッチボールを行った。

 カーショウが故障者リストに登録されたのは7月7日(現地時間)。それから1ヶ月が経過しようとしている。カーショウの戦列復帰のメドが立たないなか、ドジャースは先発の頭数を増やすための補強を敢行し、マックス・シャーザー、ダニー・ダフィー、コール・ハメルズといったベテラン投手を次々に獲得。ただし、ダフィーは故障中、ハメルズは実戦復帰に向けた調整段階のため、カーショウと同様に、メジャー合流には時間がかかる。加入後すぐにチームの戦力となっているのはシャーザーだけという状況だ。

 ドジャースの先発ローテーションは、シャーザー、ウォーカー・ビューラー、フリオ・ウリアスの3人が強力な三本柱を形成。カーショウ、ダフィー、トニー・ゴンソリン、ダスティン・メイが故障中、トレバー・バウアーがセクハラ問題で離脱中のため、今季の大半をブルペンで過ごしてきたデービッド・プライスが4番手のスポットに入っている。プロスペクト先発右腕のジョサイアー・グレイはシャーザーとのトレードでナショナルズへ放出しており、故障者が復帰するまでのあいだは、5番手のスポットはブルペンデーを活用しながらしのぐことになりそうだ。

 現在33歳のカーショウは今季18試合に先発して106回1/3を投げ、9勝7敗、防御率3.39、127奪三振を記録。決して悪くない数字だが、防御率3.39はメジャーデビューした2008年(防御率4.26)を除けば自己ワーストである。今季限りで3年9300万ドルの大型契約が終了してFAとなるため、将来の殿堂入り候補である名左腕に対してドジャースがどんなオファーを出すか注目される。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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