「フィールド・オブ・ドリームス」での公式戦 2022年も開催へ

 アイオワ州ダイアーズビルにあるトウモロコシ畑がメジャーリーグの公式戦の舞台になる日が来るとは誰が想像しただろうか。映画『フィールド・オブ・ドリームス』の大ヒットから32年、アイオワ州で初めての公式戦として日本時間8月13日にヤンキース対ホワイトソックスの試合が行われ、ティム・アンダーソンの劇的な逆転サヨナラ本塁打で幕を閉じた。試合前にケビン・コスナーとともに記者会見を行ったロブ・マンフレッド・コミッショナーは、来年8月にも「フィールド・オブ・ドリームス」を舞台にした公式戦を開催することを明言した。

 マンフレッドは「2015年以来、私はここに来ていなかったのだが、完成した球場を見て、ただただ圧倒された。我々のスタッフが行った仕事は、ダグアウトやスコアボード、オペレーションの方法といった細かな点に至るまで、まさに驚異的なものだった」と感動した様子で話し、具体的なチーム名への言及は避けたものの、来年8月にメジャーリーグの公式戦が再び「フィールド・オブ・ドリームス」の地に戻ってくることを明言した。

「このイベントが受けた評価はとてもポジティブなものだった。だから、来年も我々は戻ってくることになると思う」とマンフレッド。「来年も開催することは間違いないと思うが、それ以降のことは考えていかなければならない。今回が素晴らしい成功だったので、もう1度やる機会を得ないというのは考えにくい」と今回の「フィールド・オブ・ドリームス」の大成功を強調した。

 映画『フィールド・オブ・ドリームス』で主演を務めたコスナーは「来年以降も開催されるべきだと思うし、そうなることを願っている」とマンフレッドの考えに同調。「すべてのチームがこの舞台でプレーしたいと思っているのではないか。ここでプレーするために激しい競争が繰り広げられるだろう。この舞台で記録が作られる日が来ることを願っている」と「フィールド・オブ・ドリームス」への想いを口にした。

 マンフレッドは来年の「フィールド・オブ・ドリームス」でプレーするチームへの言及を避けたが、一部メディアではホワイトソックスと同じシカゴに本拠地を置くカブスが選ばれる可能性が高いことが報じられている。また、伝統的にカブスとライバル関係にあることや昨年の「フィールド・オブ・ドリームス」(開催中止)でヤンキースに代わってホワイトソックスと対戦する予定だったことなどを考えると、カブスの対戦相手はカージナルスが有力。来年8月はナ・リーグ中部地区のライバル2球団が「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台でプレーすることになるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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