パイレーツ逆転勝利 筒香は96マイルを右翼へ3号ソロ

【ダイヤモンドバックス5-6パイレーツ】@PNCパーク

 パイレーツは5回表終了時点でダイヤモンドバックスに4点をリードされていたものの、代打・筒香嘉智の3号ソロなどで5点を奪い、逆転勝利。ダイヤモンドバックスとの「リーグ最低勝率対決」の3連戦の初戦を制した。パイレーツ4番手のアンソニー・バンダが今季2勝目(0敗)、5番手のデービッド・ベッドナーが今季2セーブ目を記録。ダイヤモンドバックス5番手のノエ・ラミレスが今季初黒星(0勝)を喫した。

 5回表にケテル・マーテイとクリスチャン・ウォーカーのタイムリーで4点を勝ち越されたパイレーツは、直後の5回裏に一死三塁からブライアン・レイノルズの内野ゴロの間に1点を返して3点差。7回裏は投手の代打として登場した筒香が3号ソロを放ち、さらに一死1塁からレイノルズのタイムリー三塁打と相手のエラーで一気に同点に追いついた。8回表をバンダが三者三振に抑えると、8回裏に3つの四球で一死満塁のチャンスを迎え、キブライアン・ヘイズの内野ゴロの間に勝ち越し。ベッドナーが1点のリードを守り抜いた。

 前日のカージナルス戦で4打席連続三振を喫した筒香は、3点ビハインドの7回裏無死走者なしの場面でチャド・クールの代打として登場。ダイヤモンドバックス3番手のテイラー・クラークと対戦し、カウント0-2からの3球目、内角高めへの95.7マイル(約154.0キロ)の速球を引っ張ってライトスタンドへ3号ソロを叩き込んだ。成長を感じさせる一発を放ち、直近4試合で3本塁打。今季の打率は.182、OPSは.572となった。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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