最新のファーム組織ランキング 再建中のオリオールズが1位に浮上

 日本時間8月25日、主にマイナーリーグの情報を扱う「MLBパイプライン」は最新のファームシステム・ランキングを公開した。同ランキングは毎年、開幕前とシーズン途中に更新されており、シーズン途中のアップデートは有望株の成長のほか、ドラフトの結果やトレード・デッドラインの動きを反映したものとなっている。2020年の開幕前のランキングから1位に君臨してきたレイズは複数の有望株の「卒業」によって6位に後退し、19連敗を喫するなどチーム再建中のオリオールズが今季開幕前の5位から一気に1位へ浮上した。

 ファームシステム・ランキングに先立って、プロスペクト・ランキングの全体トップ100と球団別トップ30が更新されており、オリオールズからは全体トップ10にアドリー・ラッチマン(全体1位)とグレイソン・ロドリゲス(全体8位)の2人がランクイン。「球界最高のプロスペクト野手」と「球界最高のプロスペクト投手」を同時に抱えるチームとなった。

 また、全体トップ100にはラッチマンとロドリゲスのほか、DL・ホール(全体78位)、グナー・ヘンダーソン(全体80位)、今年のドラフトで全体5位指名を受けたコルトン・カウザー(全体83位)がランクイン。ファームシステム・ランキングでは2020年の開幕前の13位からシーズン途中は8位、今季開幕前は5位と着実に順位を上げ、ついに1位に浮上した。これらの有望株をしっかり育成し、チームの強化へとつなげることができるか注目したい。

 レイズが1位から6位に転落したのはワンダー・フランコ、ルイス・パティーニョ、シェーン・マクラナハンといった今季開幕前にプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインしていた選手たちがプロスペクト・ランキングから「卒業」したことが大きく影響している。それでも全体トップ100にはシェーン・バズ(全体20位)、ビダル・ブルハーン(全体22位)、ゼイビアー・エドワーズ(全体76位)、ジョシュ・ロウ(全体79位)、グレッグ・ジョーンズ(全体91位)と5人がランクイン。球界有数の充実度を誇るファーム組織であることに変わりはない。

「MLBパイプライン」が公開した最新のファームシステム・ランキングは以下の通り。

1 オリオールズ
2 マリナーズ
3 マーリンズ
4 パイレーツ
5 ロイヤルズ
6 レイズ
7 タイガース
8 ジャイアンツ
9 ダイヤモンドバックス
10 レッズ
11 レンジャーズ
12 レッドソックス
13 インディアンス
14 ブルージェイズ
15 ツインズ
16 ドジャース
17 パドレス
18 カブス
19 ヤンキース
20 ナショナルズ
21 カージナルス
22 メッツ
23 ブレーブス
24 エンゼルス
25 ブリュワーズ
26 ロッキーズ
27 フィリーズ
28 アスレチックス
29 アストロズ
30 ホワイトソックス

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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