ブルージェイズ3連勝 ゲレーロJr.2本塁打4打点の活躍

【オリオールズ3-7ブルージェイズ】@T-モバイル・パーク

 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)の豪打が戻ってきた。8月に入ってわずか3本塁打、直近9試合は本塁打なしと停滞していたゲレーロJr.だが、4回裏に同点の37号ソロを放つと、2点リードで迎えた7回裏には勝利を決定づける38号3ラン。2本塁打4打点の活躍でチームを3連勝に導いた。3ヶ月以上ぶりに1.000を下回っていたOPSも再び1.006へ上昇。シーズン最後の1ヶ月を前に、いよいよ本格復調となるかもしれない。

 22歳以下の打者が9月を迎える前に38本塁打を放つのは、1953年のエディ・マシューズ、1970年のジョニー・ベンチに次ぐメジャー史上3人目の快挙。8月に急失速したとはいえ、ゲレーロJr.は歴史的なペースでアーチを量産しているのだ。打率と本塁打はリーグ2位、打点はリーグ3位と依然として2012年のミゲル・カブレラ以来となる三冠王を狙える位置をキープ。今日の2本塁打をきっかけに、本調子を取り戻すことができれば、カブレラ以来の快挙達成も夢ではない。

 ブルージェイズはサイ・ヤング賞候補の1人であるロビー・レイが7回4安打10奪三振2失点の好投で今季10勝目(5敗)をマーク。通算1000投球回に到達した時点で1241奪三振を記録し、ダルビッシュ有が持つメジャー記録(1222奪三振)を塗り替えた。投打が噛み合ったブルージェイズは7対3でオリオールズを破って3連勝。ワイルドカード2位のレッドソックスとのゲーム差は4.5に縮まっており、残り32試合で大逆転を目指す。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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