ブルージェイズ快勝 ゲレーロJr.が超低弾道の45号でメジャー単独トップに浮上

【レイズ1-8ブルージェイズ】@ロジャース・センター

 直近16試合で14勝2敗と絶好調のブルージェイズの勢いは今日も止まらなかった。初回を除くすべてのイニングでヒットを放ち、チーム合計17安打の猛攻。中盤3イニングで8点を奪い、地区首位を走るレイズに8対1で快勝した。ブルージェイズ先発のアレック・マノアは8回97球を投げて被安打1、奪三振10、与四球0、失点0の快投で今季6勝目(2敗)をマーク。レイズ2番手ライアン・ヤーブローは2回1/3を投げて10安打7失点と打ち込まれ、今季5敗目(8勝)を喫した。

 ブルージェイズは4回裏に3本のタイムリーで一挙4点を先制。5回裏にはボー・ビシェットの24号ソロと2本のタイムリーで3点を追加し、6回裏にブラディミール・ゲレーロJr.が45号ソロを放ってとどめを刺した。マノアをリリーフした2番手トレバー・リチャーズが9回表二死からオースティン・メドウズに25号ソロを浴びたものの、大勢に影響はなし。連勝を4に伸ばし、シーズン通算の得失点差(+174)でもレイズ(+170)を上回った。

 ゲレーロJr.は6回裏の第4打席で45号ソロを放ち、大谷翔平(エンゼルス)を抜いてメジャー単独トップに浮上。超低弾道の弾丸ライナーで左翼フェンスを越える一発となったが、発射角度15度の本塁打は今季メジャー最低タイかつスタットキャスト導入後球団最低タイだった。22歳以下の選手としては1953年のエディ・マシューズ(47本)、1937年のジョー・ディマジオ(46本)に次ぐ史上3位タイの本塁打数となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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