似てるけど何処か違う… レアルで見る、アンチェロッティとジダンの5つの違い

 ジネディーヌ・ジダンは指揮官としてカルロ・アンチェロッティを師事し、多くのインスピレーションを受けた。2人には共通点がある一方で、異なる点もいくつか確認。今シーズンのレアル・マドリードで見られる、5つの違いを紹介する。

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ヴィニシウスへの信頼
 ヴィニシウス・ジュニオールはジダンの下でしばしば先発出場を果たしていたが、今シーズンは新監督の下で別の選手のような活躍を見せている。ジダン政権では常にギロチンに掛けられる様な状態でプレーする中、アンチェロッティはオフ中に電話を掛け、キリアン・エムバペ加入の有無に関わらず計画の一部であると伝えた模様。選手によってモチベーションの高め方は異なるが、ヴィニシウスが今シーズンの方が伸び伸びとプレーしているのは明らかだ。

ジダンがもたらした守備力向上
 ジダンの最後のシーズンは無冠に終わったとはいえ、目覚ましい結果を残した。2月から5月までの間、喫した敗北はUEFAチャンピオンズリーグのチェルシー戦のみで、守備陣に多く負傷者を抱えていたにも関わらず強固なユニットを維持。攻撃の脅威は印象的ではなかったものの、相手にチャンスを許すこともほとんどなかった。

ピントゥスの復活
 アントニオ・ピントゥスをフィットネスコーチとして採用したのはジダンだが、2人の関係は悪化し第二次政権時にピントゥスは去っていった。そんな中アンチェロッティは再びピントゥスを起用し、よりエネルギッシュなチームが蘇る。ただケガの問題は相変わらずで、今シーズンはその改善が必須項目だ。

若手選手の起用法
 ジダンは古参選手に絶対的な信頼を置き、若手選手の起用法に関して度々クラブと衝突していた。そんな中アンチェロッティの登場により、レアルはより若いチームに変化。フェデリコ・バルベルデが中盤で重要な役割を果たし、エドゥアルド・カマビンガも大きな助けに。マルセロの代わりにミゲル・グティエレスを起用するなど、将来を見据えた采配を実施している。

ガレス・ベイル
 ジダンはレアルに復帰するや否や、ベイルを二度と見たくないと考えクラブから追い出した。一方でアンチェロッティはトッテナム・ホットスパーから帰還したベイルにもう一度チャンスを与えようとし、今のところ前向きな結果を得られている。

Photo Michael Regan

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この記事を書いた人

“カンプ・ノウの奇跡”を観てマンチェスター・ユナイテッドの試合が気になるようになる。そこからプレミアリーグを観戦するようになり、同名の飴が好きだった理由でチェルシーのファンに。欧州サッカー漬けでいつか日本と時差が縮まればいいのにと願う東京出身のエディター。

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