ブルージェイズ・セミエンが43号アーチ 元巨人ジョンソンの二塁手シーズン最多記録に並ぶ

【ブルージェイズ6-1ツインズ】@ターゲット・フィールド

 3連敗でワイルドカード圏内から2ゲーム差に後退してしまったブルージェイズは、3本塁打を含む11安打でツインズ投手陣から6点を奪い、6対1で快勝。ワイルドカード争いで1位タイに並ぶレッドソックス、ヤンキースから2ゲーム差の位置をキープした。ブルージェイズ先発のロビー・レイは4つの四球を与えたものの、6イニングを3安打1失点に抑え、今季13勝目(6敗)をマーク。ツインズ先発のジョン・ガントは3回3安打2失点(自責点1)で今季10敗目(5勝)を喫した。

 ブルージェイズは初回にミッチ・ガーバーの犠飛で先制を許したが、2回表にテオスカー・ヘルナンデスが31号同点ソロを放ち、ランドール・グリチックの二塁打に相手のエラーが重なって勝ち越しに成功。6回表にはマーカス・セミエンが43号ソロを放ち、リードを2点に広げた。7回表にはジョージ・スプリンガーの18号ソロが飛び出し、8回表にダニー・ジャンセンのタイムリーでダメ押し。レイ降板後は3人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えた。

 6回表に43号ソロを放ったセミエンは、1973年にブレーブスのデービー・ジョンソン(元巨人)がマークしたシーズン43本塁打に並び、二塁手メジャータイ記録を樹立。残り7試合で1本でもホームランを打てば、メジャー新記録が誕生する。セミエンは今季、年俸1800万ドルの1年契約でブルージェイズに加入しているため、今季終了後に再びFAとなる。二塁手もしくは遊撃手の補強を目指すチームによる争奪戦が繰り広げられることになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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