ア・リーグのワイルドカード争い レッドソックス痛恨の敗戦でマリナーズが2位タイに浮上!

 2021年のレギュラーシーズンは各球団とも残り3試合となったが、依然としてア・リーグのワイルドカード2枠をめぐって熾烈な争いが続いている。日本時間10月1日、ワイルドカード争い1位のヤンキースは同4位のブルージェイズに6対2で勝利し、同2位のレッドソックスはリーグ最低勝率のオリオールズに2対6で痛恨の敗戦。この結果、試合がなかったマリナーズが89勝70敗でレッドソックスと並び、ワイルドカード争い2位タイに浮上した。

 イチローがMVPと新人王をダブル受賞した2001年以来20年ぶりのポストシーズン進出を目指すマリナーズは「BELIEVE」を合言葉に快進撃を続け、対アスレチックス12連勝をマークするなど、9月に入って18勝8敗の快進撃。貯金を今季最多の19まで増やし、前日の時点でワイルドカード争い2位のレッドソックスとのゲーム差を0.5としていた。

 レッドソックスはエンリケ・ヘルナンデスの19号先頭打者アーチで幸先よく先制したものの、先発のニック・ピベッタが3回裏にライアン・マウントキャッスルに33号逆転3ランを被弾。6回裏には3番手ギャレット・リチャーズが3点を失い、打線は2回以降わずか3安打に封じられて1点を返すのが精一杯だった。2対6で痛恨の敗戦を喫し、オリオールズ3連戦は1勝2敗でまさかの負け越し。ついにマリナーズに並ばれた。

 ヤンキースはサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられているブルージェイズ先発のロビー・レイから4本塁打を放ち、6回終了時点で5対2と3点をリード。9回表にブレット・ガードナーの10号ソロでダメ押しの1点を奪い、最後はクローザーのアロルディス・チャップマンが締めくくった。ヤンキースがワイルドカード2位のレッドソックス、マリナーズとのゲーム差を2に広げた一方、ブルージェイズは2位の2チームから1ゲーム差の4位。ワイルドカード争いから一歩後退した。

 なお、レギュラーシーズン最終3試合の対戦相手は、ヤンキースがレイズ、レッドソックスがナショナルズ、マリナーズがエンゼルス、ブルージェイズがオリオールズとなっている。悲願のポストシーズン進出がかかっているマリナーズは、本塁打王を目指す大谷翔平との勝負を徹底的に避けることになるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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