契約満了のヤンキース・ブーン監督 スタインブレナー・オーナーの意向で留任濃厚に

 一発勝負のワイルドカード・ゲームで宿敵レッドソックスに敗れたヤンキースは、アーロン・ブーン監督が今季限りで契約満了となり、来季以降の動向が不透明となっていたが、「ESPN」のバスター・オルニーによると、ハル・スタインブレナー・オーナーの意向により、ブーンの留任が濃厚となっているようだ。ある関係者は「スタインブレナーはブーンのことを気に入っている。彼はチームの不振がブーンの責任ではないと考えているのだと思う」と話しているという。

 現在48歳のブーンは2017年12月にヤンキースと3年契約を結び、2021年の契約オプションが行使されたため、今季がヤンキースの監督に就任して4年目のシーズンだった。就任1年目から2年連続でレギュラーシーズン100勝以上を記録するなど、4年間で328勝218敗(勝率.601)をマークし、4年連続でポストシーズンに出場したが、リーグ優勝決定シリーズに進出したのは2019年の1度だけ。ヤンキースは松井秀喜の活躍によりワールドシリーズ制覇を成し遂げた2009年を最後にワールドシリーズの舞台に進めない状況が続いている。史上最多の世界一27度を誇る名門にとって、ワールドシリーズ制覇以外は「失敗」と言うべき結果であり、そうした状況のなかで監督交代が検討されていたというわけだ。

 ブーンがヤンキースを離れることになった場合、解任したジェイス・ティングラーの後任となる新監督を探しているパドレスがブーンの招聘を検討する可能性があるとみられていた。また、他球団の関係者はヤンキースがアストロズのベンチコーチを務めるジョー・エスパーダを新監督に招聘する可能性があると予想していたようだ。エスパーダは2014~17年の4シーズンにわたってヤンキースに在籍経験があり、最後の3年間は三塁ベースコーチと内野守備コーチを務めていた。多くのチームで監督候補に挙がる人物であり、近い将来にメジャーで監督を務めることが有力視されている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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