ウルシェラが遊撃手としての出場機会増加に前向き ヤンキースの遊撃手補強はどうなる?

 今季のヤンキースは正遊撃手グレイバー・トーレスの守備難もあり、シーズン終盤に内野の大幅な配置転換を敢行。トーレスを遊撃から二塁へ移したことに伴い、正二塁手DJ・レメイヒューは三塁、正三塁手ジオ・ウルシェラは遊撃へコンバートされた。これは一時的な解決策とみられており、ヤンキースは今オフの移籍市場で遊撃手のアップグレードを狙うことが予想されているが、ウルシェラ自身は遊撃手としてプレーすることを好んでおり、遊撃手としての出場機会が増加することを希望しているようだ。

 ウルシェラはヤンキース移籍3年目の今季、116試合に出場して打率.267、14本塁打、49打点、OPS.720を記録。守備では三塁手として96試合(うちスタメン85試合)、遊撃手として28試合(同24試合)に出場した。メジャーで遊撃を守るのはブルージェイズ時代の2018年以来3年ぶりだったが、「遊撃を守るのは本当に楽しかった。より多くのプレーに関与することができるからね。三塁は打球を待っているだけだし、そんなに動かない。遊撃を守ると試合後の疲労感が違うんだ」と遊撃手としてプレーすることの楽しさを再認識した。

 遊撃はヤンキースが今オフの補強でアップグレードを狙うとみられるポジションの1つである。FA市場にはカルロス・コレア、コリー・シーガー、マーカス・セミエン、トレバー・ストーリーといった大物が出てくるため、もしヤンキースが遊撃手の補強に成功すれば、ウルシェラが正遊撃手としてプレーすることはないだろう。補強を行わなかった場合、来季のヤンキースの内野陣は一塁にルーク・ボイトが入り、残りの3つのポジションにはトーレス、レメイヒュー、ウルシェラが最適な形で配置されることになる。

 また、退任の可能性も噂されているアーロン・ブーン監督については「彼は本当に優秀な監督だし、人間的にも優れている。僕は彼のことが大好きだから、来季も戻ってきてほしいと思っているよ」とコメント。来季もウルシェラはブーンのもとでプレーすることになるのだろうか。そして、どのポジションを守ることになるのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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