右前腕の違和感を訴えたアストロズ・マカラーズJr. リーグ優勝決定シリーズ欠場の可能性も

 ホワイトソックスとの地区シリーズで2試合に先発して防御率0.84の快投を見せ、5年連続のリーグ優勝決定シリーズに大きく貢献したランス・マカラーズJr.(アストロズ)だが、レッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズを欠場する可能性が出てきた。マカラーズJr.は地区シリーズ第4戦を右前腕の違和感により4イニングで降板。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは「レッドソックスと対戦するリーグ優勝決定シリーズで投げられない可能性が高い」と報じた。

 メジャーリーグ公式サイトでアストロズを担当するブライアン・マクタガートは、ジェームス・クリックGMの話として「アストロズはまだMRI検査の結果を精査している最中」であることを伝えている。よって、アストロズはまだ何も決断を下しておらず、マカラーズJr.がリーグ優勝決定シリーズのロースターに名を連ねる可能性は残されている。また、リーグ優勝決定シリーズを欠場することになったとしても、マカラーズJr.の離脱は長期化しないとみられており、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールは「ワールドシリーズでは投げられるだろう」と伝えている。

 マカラーズJr.はトミー・ジョン手術により2019年シーズンを全休。今季も5月下旬から6月中旬にかけて右肩痛で戦列を離れるなど、比較的故障の多い投手であり、30試合以上に先発したシーズンは1度もない。来季からは総額8500万ドルの5年契約がスタートするため、アストロズがマカラーズJr.の起用について慎重な姿勢を見せるのも当然と言える。無理をさせて右前腕の状態を悪化させることだけは避けたいところだろう。

 なお、アストロズはリーグ優勝決定シリーズの第1戦にフランバー・バルデス、第2戦にルイス・ガルシアが先発することを発表。マカラーズJr.がロースター入りする場合、先発登板は早くても第3戦(地区シリーズ第4戦から中5日)ということになる。他にもホゼ・ウルキディ、ザック・グレインキー、ジェイク・オドリッジといった先発投手がおり、マカラーズJr.の状態が万全でない限り、無理をさせないかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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