アストロズの内野手4人が「ポストシーズン同時出場64試合」のメジャー新記録を樹立

 アストロズの内野カルテット、一塁ユリ・グリエル、二塁ホゼ・アルトゥーベ、三塁アレックス・ブレグマン、遊撃カルロス・コレアは2016年9月に初めて同時にスタメンに名を連ね、それ以来、数多くの試合でともにプレーしてきた。アストロズが5年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出しているため、この4人はポストシーズン64試合で同時に出場。エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、ポジションに関わらず、4人のチームメイトが同時に出場した試合数としては、これがポストシーズン史上最多記録だという。

 アストロズのダスティ・ベイカー監督は「この4人組は史上最高の内野カルテットの1つとして語り継がれるだろう」と話しているが、それは決して過大評価ではないかもしれない。ポストシーズン史上最多の64試合で同時に出場しているだけでなく、レギュラーシーズンで同時にスタメン出場した267試合はワイルドカード時代(1995年~)では内野カルテットで5番目という大記録。アストロズの内野カルテットを上回る4組は以下の通りである。

1位 304試合 マリナーズ
エイドリアン・ベルトレイ、ホゼ・ロペス、リッチー・セクソン、ユニエスキー・ベタンコート

2位 290試合 ヤンキース
ロビンソン・カノー、デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、マーク・テシェイラ

3位 279試合 マーリンズ
ルイス・カスティーヨ、アレックス・ゴンザレス、デレク・リー、マイク・ローウェル

4位 268試合 ヤンキース
スコット・ブローシャス、デレク・ジーター、チャック・ノブロック、ティノ・マルティネス

 グリエルは今季、自身初の首位打者に輝き、アルトゥーベはオールスター・ゲーム選出7度、首位打者3度、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞1度、MVP1度という輝かしい実績を誇る。ブレグマンはオールスター・ゲームに2度選出されているほか、2019年のMVP投票で2位にランクインしており、コレアも2015年新人王、オールスター・ゲーム選出2度のスター選手だ。内野手4人が揃ってこれだけの実力と実績を兼ね備えているのは非常に珍しいケースと言える。

 アルトゥーベとブレグマンはアストロズと長期契約を結んでおり、グリエルも来季の球団オプション行使が確実。ただし、コレアは今季終了後にFAとなり、超大型契約で他球団へ移籍する可能性がある。ブレグマンは「(この4人で形成する内野が)終わらないことを願っているよ」と話しているが、ベイカーが「史上最高の1つ」と高く評価するアストロズの内野カルテットは、今回のポストシーズンで見納めとなるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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