インディアンスが正捕手・ペレスのオプション破棄へ FA市場で人気を集める可能性も

 地元紙「クリーブランド・プレーン・ディーラー」のポール・ホインズ記者によると、インディアンスは2019年から2年連続でゴールドグラブ賞を受賞した強肩好守の捕手、ロベルト・ペレスの来季の契約オプションを行使しない可能性が高いようだ。ペレスは今季2度の故障者リスト入りがあり、出場は44試合どまり。打率.149、OPS.564、盗塁阻止率15.8%、守備防御点-1など攻守両面で精彩を欠き、年俸700万ドルに見合わないとの判断に至ったとみられる。

 来季からチーム名をガーディアンズに変更することが決まっているインディアンス。2018年オフにヤン・ゴームスをトレードで放出後、強肩好守のペレスが正捕手として活躍してきたが、今年12月に33歳の誕生日を迎えるペレスがガーディアンズのユニフォームを着てプレーする可能性は限りなくゼロに近い。

 24本塁打、OPS.774、盗塁阻止率40.8%、守備防御点+30を記録した2019年のような活躍を見せていれば、スモールマーケット球団のインディアンスが年俸700万ドルのオプションを行使していた可能性もあったが、右手薬指の骨折と右肩の炎症に悩まされた今季は年俸550万ドルに見合う働きではなかった。来月で33歳という年齢を考えても、インディアンスが伸びしろのないベテラン捕手に700万ドルもの年俸を支払う可能性は極めて低いと言えるだろう。

 また、チーム内にオースティン・ヘッジスという同タイプの捕手がいることもペレスのオプション破棄を後押しする要因となっている。ヘッジスは今季87試合に捕手として出場し、盗塁阻止率31.1%、守備防御点+12をマーク。全盛期のペレスほどではないものの、正捕手を任せられるだけの守備力を有している。来季の年俸は380万ドル前後と予想されており、ヘッジスよりも高齢のペレスを無理に引き留める必要はないのが実情だ。

 強肩好守のペレスはFA市場で捕手の補強を狙うチームにとって魅力的な補強ターゲットと言える。今オフの捕手市場は層が薄く、ペレスは複数のチームが争奪戦を繰り広げる人気物件となるかもしれない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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