バーランダーが1年2500万ドル+オプション1年でアストロズ残留 弟・ベンがSNSで発表

 アストロズからのクオリファイング・オファーを拒否したジャスティン・バーランダーが1年2500万ドル+選手オプション1年でアストロズと再契約することが明らかになった。「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー(ジャスティンの弟)が自身のツイッターで第一報を伝えた。2023年の選手オプションは年俸2500万ドルと報じられており、実質的には「1年目のシーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)の権利が付属する2年5000万ドルの契約」ということになる。

 来年2月に39歳の誕生日を迎えるバーランダーは、タイガース時代の2011年にMVPとサイ・ヤング賞、アストロズ時代の2019年にもサイ・ヤング賞を受賞するなど、通算226勝、3013奪三振をマークしている球界屈指の名投手。しかし、2020年は故障により開幕戦の1試合のみしか投げられず、シーズン終了時にトミー・ジョン手術を受けたため、今季は全休した。先日の公開練習で順調な回復ぶりをアピールしていたとはいえ、非常に大きなリスクを伴う契約であることは否めない。

 アストロズの先発投手では、バーランダーのほかにザック・グレインキーもFAとなっているが、アストロズはバーランダー、ランス・マカラーズJr.、フランバー・バルデス、ルイス・ガルシア、ホゼ・ウルキディ、ジェイク・オドリッジと先発候補が6人揃ったため、グレインキーは退団濃厚。アストロズの来季の先発ローテーションは、バーランダーが復活するようであれば、非常に強力な布陣となる。

 今オフのFA先発投手市場は、アンドリュー・ヒーニー(ドジャース)が1年850万ドル、ノア・シンダーガード(エンゼルス)が1年2100万ドル、そしてバーランダーが実質2年5000万ドルと高額契約が続いており、今後契約する他の先発投手にも影響を与えるとみられる。アストロズとの前回の契約期間(2020~21年に2年6600万ドル)では1試合しか投げられなかったバーランダーだが、トミー・ジョン手術を乗り越え、復活を果たすことはできるだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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