ヤンキースがロースター整理 有望株プロテクトに伴いフレイジャー、オドーア、ウェイドの3人がDFAに

 日本時間11月20日、メジャーリーグはルール5ドラフトに向けた選手プロテクトに伴うロースター変更期限を迎えており、各球団が様々な動きを見せている。ヤンキースはフィリーズとの2対2のトレードを成立させ、ニック・ネルソンとドニー・サンズを放出してT・J・ラムフィールドとジョエル・バルデスを獲得しただけでなく、5人の若手有望株をロースターの40人枠に追加。これに伴い、クリント・フレイジャー、ルーグネッド・オドーア、タイラー・ウェイドの3人がDFAとなった。

 ルール5ドラフト(日本時間12月9日開催予定)の対象となる選手を他球団の指名からプロテクトするためには、ロースターの40人枠に登録しておく必要がある。ヤンキースはオズワルド・カブレラ、ロン・マリナシオ、エベルソン・ペレイラ、スティーブン・ライディングス、JP・シアーズの5人を40人枠に追加。40人枠に登録されていたネルソンとサンズの放出、フレイジャー、オドーア、ウェイドのDFAによって、この5枠を用意し、ロースター変更を完了した。

 現在27歳のフレイジャーは2019年に69試合で打率.267、12本塁打、38打点、OPS.806と飛躍の兆しを見せ、昨季も39試合で打率.267、8本塁打、26打点、OPS.905と好成績を残したが、今季は66試合で打率.186、5本塁打、15打点、OPS.634と低迷。シーズン途中にジョーイ・ギャロが加入して外野の競争がさらに激化するなかで、余剰戦力になったとみられる。

 現在27歳のオドーアはシーズン30本塁打3度の実績を持っているが、6年契約の最中であるにもかかわらず、今年4月にレンジャーズからDFAとなってヤンキースへ移籍。ヤンキースはオドーアに対してメジャー最低保証年俸のみを支払っていた。今季は102試合で打率.202、15本塁打、39打点、OPS.665に終わり、ここ数年の不振から脱却することはできなかった。

 現在26歳のウェイドはメジャー5年目の今季、自己最多の103試合に出場して打率.268、0本塁打、5打点、17盗塁、OPS.677を記録。内外野を守れるユーティリティ・プレーヤーとして貴重な戦力になっていただけに、DFAはやや意外な動きと言えそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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