鉄壁の守備を誇るカージナルスが先発補強 左腕・マッツと4年4400万ドルで合意

 先発投手の補強を目指していたカージナルスは、ブルージェイズからFAとなった先発左腕スティーブン・マッツと4年4400万ドルで契約合意に達したようだ。「ESPN」のジェフ・パッサン、「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール、「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールなど複数の記者が伝えている。カージナルスは今季メジャー史上初となる1シーズン5人のゴールドグラブ賞受賞者を輩出。マッツはメジャー屈指の好守を誇るチームでさらなる成績向上が期待される。

 現在30歳のマッツは、今年1月に3選手とのトレードでメッツからブルージェイズへ移籍。今季は29試合に先発して150回2/3を投げ、14勝7敗、防御率3.82、144奪三振をマークした。メジャー7年間で規定投球回をクリアしたシーズンは1度もなく、通算防御率も4.24と平凡。しかし、通算与四球率2.75という数字が示すように制球難から崩れるタイプの投手ではなく、カージナルスの鉄壁の守備を味方につけることで成績アップを期待できそうだ。

「ジ・アスレチック」でカージナルスを担当するケイティ・ウー記者によると、カージナルスはアダム・ウェインライト、ジャック・フラハティという新旧のエースに次ぐ先発3~4番手を担う投手の獲得を目指していたようだ。契約期間は4年と長くなったが、年平均の金額は1100万ドルに抑えており、チームのニーズにしっかりフィットする補強と言える。

 これでカージナルスはウェインライト、フラハティ、マッツ、ダコタ・ハドソン、マイルズ・マイコラスと先発5枚が確立。有望株マシュー・リバトーアの昇格も控えており、速球派リリーバーのアレックス・レイエスとジョーダン・ヒックスが先発転向に挑戦する可能性も取り沙汰されている。来春のスプリング・トレーニングでは熾烈な開幕ローテーション争いが繰り広げられることになりそうだ。なお、ウー記者は「これはカージナルスの唯一の動きではないだろう」とカージナルスがさらなる補強に動くことを示唆している。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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