積極補強が予想されるレンジャーズ ロッキーズからFAの先発右腕ジョン・グレイに興味

 メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、レンジャーズはロッキーズからFAとなった先発右腕ジョン・グレイに興味を示しているようだ。現在30歳のグレイは、2013年ドラフト1巡目(全体3位)でロッキーズに入団し、メジャーではロッキーズ一筋で7年間プレー。グレイ自身はロッキーズへの残留を希望しているものの、2021年シーズン終了前にロッキーズからの契約延長オファーを拒否していたことが報じられている。

 ドラフト全体3位指名という大きな期待を背負ってプロ入りしたグレイだが、ロッキーズでの7年間で期待通りの活躍を見せたとは言い難い。2017年と2019年に2ケタ勝利と防御率3点台をマークしているものの、いずれのシーズンも故障でシーズンを完走できず規定投球回未満。2016年と2018年は規定投球回をクリアし、2ケタ勝利をマークして奪三振数も180を超えたが、防御率は4点台後半~5点台前半と平凡だった。

 昨季は8先発で2勝4敗、防御率6.69に終わり、今季も8勝12敗、防御率4.59で規定投球回もクリアできなかった(29先発で149イニング)。ただし、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地とするロッキーズでプレーしていることを考慮する必要があり、球場補正を加えた「ERA+」の数値は7年間で4度(2016年、2017年、2019年、2021年)、そしてキャリア通算でもリーグ平均以上となっている。

 レンジャーズはグレイと同じくロッキーズからFAとなったトレバー・ストーリーにも興味を示し、すでに契約交渉の場を設けたことが報じられている。ストーリーはレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドから10マイルほどしか離れていないテキサス州アービングの出身であり、争奪戦における「地の利」はレンジャーズにある。今オフの積極補強が予想されるレンジャーズは、ロッキーズの投打の主力を両獲りすることになるのだろうか。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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