ドジャース シーガー流出なら今季途中に獲得したトレイ・ターナーを正遊撃手として起用へ

 今オフのFA市場はカルロス・コレア、コリー・シーガー、マーカス・セミエン、トレバー・ストーリー、ハビアー・バイエズと大物遊撃手が多く、どの選手がどの球団と契約するか大いに注目されている。そんななか、ドジャースはシーガーとの再契約に興味を示しているが、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者によると、シーガーとの再契約に失敗した場合、ドジャースは別の遊撃手を獲得するつもりはないという。シーガー流出なら今季途中に加入したトレイ・ターナーが来季の正遊撃手を務めることになる。

 ドジャースは今年7月末のトレード・デッドラインでキーバート・ルイーズとジョザイア・グレイという2人のトップ・プロスペクトを含む4選手を放出し、ナショナルズからマックス・シャーザーとターナーを獲得。ターナーはドジャース移籍後、本職の遊撃ではなく二塁を守ったが、トレード成立の時点から「ターナー獲得はシーガー流出に備えた保険」と言われていた。要するに、シーガー流出時にターナーを二塁から遊撃に戻すのは、ドジャースにとって想定内の動きである。

 メジャーリーグ公式サイトは「ターナーは1年後にFAとなるため、ドジャースがシーガーと再契約しなかった場合、ターナーとの契約延長に動いたとしても驚きではない」と指摘。さらに、「今季4つのポジション(中堅、二塁、左翼、遊撃)で23試合以上に出場したユーティリティ・プレーヤーのクリス・テイラーとの再契約を目指す可能性もある」と記している。

 シーガーは総額3億ドル規模の超大型契約を得ることが予想されているが、メジャー7年間で150試合以上に出場したシーズンが1度しかないなど健康面に不安を抱えており、身長193cmという体格から「遊撃手としてプレーできる期間はそれほど長くない」との声もある。こうしたリスクを考慮してドジャースがシーガーとの超大型契約を敬遠する可能性は十分にあり、今年7月末のナショナルズとのトレードは、ドジャースにとってさらに大きな意味を持つことになるだろう。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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