マリナーズが二塁手補強 2選手とのトレードでパドレスから今季球宴初選出のフレイジャーを獲得

 日本時間11月28日、マリナーズは2選手とのトレードでパドレスからアダム・フレイジャーを獲得したことを発表した。現在29歳のフレイジャーは通算打率.281を誇る巧打の二塁手。今季はオールスター・ゲーム初選出を果たした。来季が年俸調停期間の3年目で、来季終了後にFAとなる。フレイジャーを放出したパドレスはレイ・カーとコリー・ロージャーの2選手を獲得。ともにまだメジャー経験はないものの、今季マイナーで好成績を残した期待の有望株である。

 フレイジャーは今季パイレーツで98試合、パドレスで57試合、合計155試合に出場して打率.305、5本塁打、43打点、10盗塁、OPS.779をマーク。規定打席到達は3年連続3度目だが、打率3割をクリアしたのは今回が初めてだった。特に前半戦は89試合で打率.330、OPS.860の活躍を見せ、オールスター・ゲーム初選出。しかし、パドレス移籍後は57試合で打率.267、OPS.662と調子を落とし、失速するチームの救世主となることはできなかった。

 ジェリー・ディポートGMは「アダムは実績があり、多才で、様々な役割をこなせる選手だ。彼の存在は、我々のラインナップをより強力に、そして我々のチームをより完全なものにしてくれる」とフレイジャーの加入を歓迎。起用法は今後のマリナーズの戦力補強次第であり、フレイジャー自身も「外野にも挑戦したいと思っている」と話しているが、少なくとも現時点では正二塁手を務めることが予想されている。

 カーは27歳のリリーフ左腕で、2017年8月にドラフト外でマリナーズに入団。今季はAA級とAAA級で36試合(うち1先発)に登板して39回2/3を投げ、2勝1敗5セーブ、防御率3.18、60奪三振をマークした。一方、ロージャーは22歳の外野手で、今年のドラフト12巡目指名でマリナーズに入団。今季はA級で31試合に出場し、打率.390、3本塁打、23打点、13盗塁、OPS1.046の好成績を残した(他にルーキー級で1試合に出場)。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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