パルメイラスがリベルタドーレス2連覇達成!延長の末フラメンゴとの死闘制す

 27日にコパ・リベルタドーレス決勝が行われ、パルメイラスとフラメンゴが激突した。

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 61年の大会の歴史で同国対決は4度目、前年と前々年度王者の顔合わせは史上初となったリベルタドーレス決勝。激戦が予想される中、前回王者パルメイラスがいきなり仕掛ける。開始5分に最終ラインからのロングボールにマイキが抜け出すと、ペナルティエリア右からマイナスのクロスを供給。ハファエウ・ベイガが押し込み、パルメイラスが先にスコアを動かす。

 中立地ウルグアイにあるエスタディオ・センテナリオが盛り上がりを見せる中、ダビド・ルイスやフィリペ・ルイス擁する2019年王者フラメンゴが反撃に出る。ガブリエウ・バルボサがジョルジアン・デ・アラスカエタとのパス交換でペナルティエリア内に進入すると、針の穴に通すような鋭いシュートを放つ。1-1で同点となり、両者一歩も譲らず延長戦に突入する。

 白熱の決勝戦は延長前半95分、パルメイラスのデイベルソンがマンチェスター・ユナイテッドからレンタルでフラメンゴに移籍したアンドレアス・ペレイラからボールを奪い、GKと一対一に。冷静に動きを見極め左足シュートを沈め、パルメイラスが貴重な勝ち越し弾を挙げる。フラメンゴの猛反撃を耐えたパルメイラスが2-1で勝利し、2年連続3度目の南米制覇を成し遂げた。

Photo Buda Mendes

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学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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