絶不調に陥るエバートン 結果次第でベニテス年内解任も…

 エバートンはクラブ最低のシーズンを過ごしており、ファンの間で今季の再起に疑問の声が上がっている。

児童への性犯罪容疑で逮捕されたエバートンの既婚選手… 保釈期間が来年1月まで延長に

 先週日曜に行われたブレントフォード戦で敗北し、エバートンは直近5試合1分4敗で14位に後退。ここ5試合ではプレミアで最も成績の悪いチームとなり、ファンは一気にラファエル・ベニテス監督に反感を抱いている。エバートンは開幕こそ好発進を切ったものの、今夏の移籍市場でのわずかな投資やドミニク・キャルバート=ルーウィンの長期離脱により、調子は下降の一途を辿る。堅守速攻は魅力的なスタイルとは呼べず、かつ勝利できないとなればファンの不満は募る一方だ。

 今シーズンのプレミアではエバートンより成績の悪いチームが多いため、降格する可能性は低い。しかし絶対ではなく、もし最下位ニューカッスル・ユナイテッドよりさらに悪い状態が続けば、警鐘を鳴らすべきかも知れない。エバートンは今後グディソン・パークでの2連戦を控えているが、相手は好調リバプールとアーセナル。12月下旬なっても不振から脱却できなければ、ベニテスの解任も十分あり得るだろう。

Photo Visionhaus

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

目次
閉じる