ブルペン補強が急務のフィリーズがクローザー候補を獲得 救援右腕・クネーベルと1年契約

 日本時間12月2日、フィリーズはドジャースからFAとなった救援右腕コリー・クネーベルと1年契約を結んだことを発表した。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者は、クネーベルの年俸が1000万ドルであることを伝えている。フィリーズは今オフ、ヘクター・ネリス、アーチー・ブラッドリー、イアン・ケネディといった主力リリーバーがFAとなり、新たなクローザー候補の獲得が急務となっていたが、2017年に39セーブをマークした実績を持つクネーベルの獲得に成功した。

 現在30歳のクネーベルは、今季ドジャースで27試合(うち4先発)に登板して25回2/3を投げ、4勝0敗3セーブ、防御率2.45、30奪三振を記録。右広背筋を痛めて長期離脱したため、登板試合数自体は少なかったものの、速球の平均球速が2020年の94.3マイルから96.3マイルへ上昇するなど、全盛期に近いパフォーマンスを取り戻していた。

 ブリュワーズ時代にはクローザーとして活躍した実績があり、2017年はリーグ最多の76試合に登板して1勝4敗39セーブ、防御率1.78、126奪三振という好成績をマーク。オールスター・ゲームにも選出された。しかし、2018年は不振でマイナー降格も経験し、2019年はトミー・ジョン手術で全休。昨季はトミー・ジョン手術からの復帰1年目ということもあって防御率6点台と精彩を欠き、オフにトレードでドジャースへ放出された。

 フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長は今オフ、ブルペンの補強が最優先課題であることを何度も強調していたが、大きな補強はこれが初めて。ウエーバーでライアン・シェリフ、ケント・エマニュエル、ヨアン・ロペス、トレードでニック・ネルソンを獲得しているものの、勝ちパターンの継投を任せられる人材が不足しており、ロックアウト明けの移籍市場でも引き続きブルペンの補強を目指すことになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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