時代委員会による殿堂入り投票結果発表 ミニョソ、ホッジス、カート、オニールら6人が殿堂入り

 日本時間12月6日、時代委員会によるアメリカ野球殿堂入り投票の結果発表が行われ、「アーリー・ベースボール時代」の候補者10名のうちバド・ファウラーとバック・オニールの2人、「ゴールデン・デイズ時代」の候補者10名のうちギル・ホッジス、ジム・カート、ミニー・ミニョソ、トニー・オリーバの4人、両時代を合わせて6人が新たに殿堂入りを果たした。一方、有力候補の1人とみられていたディック・アレンは選出されず、アメリカの記者から驚きの声が上がっている。

 時代委員会による殿堂入り投票は、従来はベテランズ委員会による殿堂入り投票として行われていたものである。2010年7月にベテランズ委員会という名称は使用されなくなり、ベースボールの歴史を3つの時代に区分した時代委員会による殿堂入り投票に変更。2016年7月には「アーリー・ベースボール時代」(1871~1949年)、「ゴールデン・デイズ時代」(1950~69年)、「モダン・ベースボール時代」(1970~87年)、「トゥデイズ・ゲーム時代」(1988年以降)という4つの時代に再編された。

 今年は「アーリー・ベースボール時代」と「ゴールデン・デイズ時代」を対象として殿堂入り投票が行われ、「アーリー・ベースボール時代」からはファウラーとオニールの2人が選出。ファウラーはアフリカ系アメリカ人最初のプロ野球選手として知られている。オニールはニグロリーグで一塁手や監督として活躍した人物だ。

 一方、「ゴールデン・デイズ時代」からは、選手時代にドジャースで活躍し、監督として1969年メッツをワールドシリーズ制覇に導いたホッジス、通算283勝を挙げ、16度のゴールドグラブ賞を受賞したカート、通算2110安打を放ち、史上3人しかいない「5ディケード・プレーヤー」の1人であるミニョソ、新人王に輝いた1964年からの2年連続を含む3度の首位打者を獲得したオリーバの4人が選出された。

 なお、各時代委員会は16名のメンバーで構成され、12票(得票率75%)以上で殿堂入りが決定する。昨年12月に亡くなったアレンは15年間のメジャー生活で通算OPS.912をマークするなど、60年代後半から70年代前半の最強打者の1人として殿堂入りが有力視されていたが、1票不足で落選。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者は「時代委員会は1つの例外を除いて素晴らしい仕事をした。アレンは選ばれるべきだった」とツイートした。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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