アストロズ・バーランダーの再契約をコミッショナー事務局が承認 最大2年5000万ドル

 アストロズが自軍からFAとなった38歳のベテラン先発右腕ジャスティン・バーランダーと再契約を結んだことが正式に発表された。契約条件は発表されていないが、年俸2500万ドルの1年契約で2年目は年俸2500万ドルの選手オプションとなっていることが報じられている。契約合意から正式発表までに数週間を要した理由は不明のままだが、ロックアウト突入前にコミッショナー事務局へ申請されたため契約自体は有効であり、メジャーリーグ選手会との調整を経て正式発表に至った。

 バーランダーは2020年9月末にトミー・ジョン手術を受け、2021年シーズンを全休。2020年は開幕戦に先発して6回3安打2失点で勝利投手になったが右前腕を痛めてしまい、リハビリを経て戦列復帰間近となったものの、痛みが再発して結局トミー・ジョン手術を受けることになった。健康にプレーした最後のシーズンである2019年は34試合に先発して223イニングを投げ、21勝6敗、防御率2.58、300奪三振の好成績をマーク。同僚のゲリット・コール(現ヤンキース)との争いを制し、自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞した。

 メジャー16年間で通算454試合(すべて先発)に登板し、226勝129敗、防御率3.33、3013奪三振を記録。MVP1回、サイ・ヤング賞2回、新人王、オールスター・ゲーム選出8回、最多勝3回、最優秀防御率1回、最多奪三振5回など輝かしい実績を残しており、将来のアメリカ野球殿堂入りが有力視されている。とはいえ、来年2月に39歳の誕生日を迎え、直近2年間で1試合しか投げていないことを考えると、リスクを伴う契約であることも事実。バーランダーは以前「45歳まで投げたい」と話していたが、2022年シーズンは今後のキャリアを左右する重要な1年となる。

 バーランダーが復活すれば、ランス・マカラーズJr.、フランバー・バルデス、2021年新人王投票2位のルイス・ガルシアが並ぶ先発ローテーションはさらにグレードアップ。他にもホゼ・ウルキディ、クリスチャン・ハビアー、ジェイク・オドリッジといった候補がおり、今季リーグ2位の防御率3.63をマークした先発投手陣は来季もアストロズの強みとなりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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