ツインズがジム・カートの背番号「36」を永久欠番に 通算283勝、Gグラブ賞16度の殿堂入り左腕

 日本時間1月13日、ツインズはメジャー通算283勝、ゴールドグラブ賞16度の実績を誇り、昨年12月に時代委員会の選考でアメリカ野球殿堂入りを果たした左腕ジム・カートの背番号「36」を永久欠番にすることを発表した。ツインズの永久欠番は全球団共通のジャッキー・ロビンソンの「42」を除くと9人目だが、投手ではバート・ブライレブンの「28」に続いてカートが2人目。現地時間7月16日、本拠地でのホワイトソックス戦の試合前に永久欠番セレモニーが行われる予定だ。

 ツインズの永久欠番は1975年、強打者ハーモン・キルブリューの「3」が第1号で、ロッド・カルーの「29」、トニー・オリーバの「6」、ケント・ハーベックの「14」、カービー・パケットの「34」、ブライレブンの「28」、トム・ケリーの「10」、そして2019年にジョー・マウアーの「7」が仲間入り。ここにカートの「36」が加わることになった。

 現在83歳のカートは永久欠番の発表が行われたZOOM会見に出席し、「最初は殿堂入りのお祝いのようなものかと思った。ロッド(・カルー)が永久欠番について話し始めたとき、『これは本当にクールなことだ』と思ったよ」とコメント。「とても光栄なことです。ショートストップが足りないけれど、ジャッキー・ロビンソンを加えれば永久欠番の選手だけでほぼ完全なチームを組むことができるね」と語った。ZOOM会見にはカルーのほか、ハーベック、ブライレブン、オリーバ、ケリー、マウアーと存命の永久欠番選手(ケリーは監督)が出席した。

 カートはメジャー25年間で通算283勝237敗17セーブ、防御率3.45、2461奪三振を記録。このうち190勝をツインズ(と前身のセネタース)でプレーした15年間でマークした。ミネソタ移転後の189勝、422先発、2959回1/3はチーム1位、133完投、23完封、1824奪三振も同2位となっている。オールスター・ゲームには3度選出され、カージナルス時代の1982年にはワールドシリーズ制覇も経験。なお、通算16度のゴールドグラブ賞を受賞した(1962年から16年連続)が、これは全ポジションの全選手のなかでメジャー歴代2位タイである(グレッグ・マダックス18度、ブルックス・ロビンソン16度)。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版し、同年からライター業をスタート。現在はウェブや雑誌でMLBの記事を執筆する傍らSPOZONEのMLB中継で解説も務める。

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