2023年度の時代委員会の殿堂入り投票は大物ズラリ ボンズ、クレメンスらも候補入りの可能性

 有資格期間の10年を完走し、記者投票でのアメリカ野球殿堂入りの可能性が消滅したバリー・ボンズ、ロジャー・クレメンス、カート・シリング、サミー・ソーサだが、まだ殿堂入りのチャンスは残されている。しかも、早ければ今年12月に殿堂入りが決まる可能性がある。2023年度の時代委員会の選考は「Today’s Game Era」が対象となり、1988年以降に活躍した人物のなかから10名が候補者として選ばれる。ボンズら4人もこの候補者のなかに含まれる可能性があるというわけだ。

 時代委員会の殿堂入り選考では、委員会メンバー16名による投票が行われ、得票率75%以上(つまり12票以上)を獲得すれば殿堂入りが決定する。2023年度の時代委員会の選考では、フレッド・マグリフ、ケニー・ロフトン、バーニー・ウィリアムス、ケビン・ブラウン、デービッド・ウェルズらとともに、有資格期間の10年を完走したばかりのボンズ、クレメンス、シリング、ソーサがノミネートされる可能性がある。

 ただし、元監督のブルース・ボウチーやジム・リーランド、元審判のジョー・ウエストらも新しくノミネートされる可能性があり、前回(2019年度=リー・スミスとハロルド・ベインズが選出)の投票で落選したルー・ピネラ、アルバート・ベル、ジョー・カーター、ウィル・クラーク、オーレル・ハーシハイザー、デービー・ジョンソン、チャーリー・マニュエル、ジョージ・スタインブレナーにも再びチャンスが与えられるかもしれない。候補者は非常に多く、有資格期間の10年を完走したばかりのボンズらのノミネートが見送られる可能性を指摘する記者もいる。

 なお、カルロス・デルガド、ジム・エドモンズ、ポール・コナーコ、ホルヘ・ポサダ、ヨハン・サンタナらも「Today’s Game Era」に活躍した選手だが、すでに記者投票での殿堂入り資格を失っているものの、まだ引退後15年を経過していないため、2023年度は対象とならない。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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