【アフリカ杯】開催国カメルーンが3点差から驚異の追い上げ!PK戦の死闘制し3位で大会を締め括る

 5日にアフリカネーションズカップ3位決定戦が開催し、カメルーンがブルキナファソと対戦した。

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 準決勝ではエジプトと激闘に末惜しくも敗れ、より良い順位で大会を終えたい開催国カメルーン。ところが今試合では、ブルキナファソの猛攻に苦戦を強いられる。24分にサイド攻撃から先制点を許してしまうと、前半終了間際の43分にはGKアンドレ・オナナがキャッチミスでOGを献上。後半開始早々には、ジブリル・ワタラにヘディング弾で3点目を決められてしまう。

 絶望的な点差となったカメルーンだったものの、ここから開催国の意地を見せる。ステファンヌ・バオケンが柔軟性を活かしたシュートでゴールを挙げると、途中出場ヴァンサン・アブバカルが躍動。86分にCKからヘディングシュートを沈め1点差に詰め寄り、1分後にはミスを見逃さず同点弾をゲット。カメルーンが驚異の追い上げを見せ、スコアを3-3のタイに戻す。

 延長戦では決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられる。カメルーンの首都ヤウンデにあるスタッド・アフマドゥ・アヒージョに集まったサポーターのボルテージが最高潮に到達する中、PK戦では互いに最初の2人が成功。すると後攻ブルキナファソ3人目のシュートをGKオナナが横っ飛びで防ぎ、カメルーンは5人全員がネットを揺らして決着。PKスコア5-3でカメルーンが勝利し、3位フィニッシュで今大会を締め括った。

Photo Visionhaus

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この記事を書いた人

学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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