CLレアル戦の大金星から半年後… シェリフ監督が母国ウクライナのため戦場へ「早く終えてサッカーの仕事に戻りたい」

 シェリフ・ティラスポリのユーリ・ヴェルニドゥブ監督は、ロシアの侵攻を阻止するため母国の軍隊に参加した。

ウクライナ人選手2名がロシア軍の爆撃で死亡

 今から6ヶ月前にUEFAチャンピオンズリーグのグループステージで、敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードに大金星を挙げたシェリフ。CL初出場でクラブ史に残る結果となったヴェルニドゥブ監督はその半年後、全ての状況が一変しロシア侵攻から母国を守るためウクライナ帰国を決断した。イギリス『BBC』のインタビューに応じたヴェルニドゥブ監督は、「朝4時半に息子から電話があって、ロシア軍が攻めてきたと言われた。その時私は、ウクライナに戻って戦うと決めたんだ。レアルに勝った時は、こんなこと想像もできなかった」と語っている。

「私は飛行機で飛び、ルーマニアのヤシに降り立った。その後土曜日の朝一番にウクライナへ出発したんだ。嘘はつきたくない。帰国する時、屈強な男たちがウクライナを出ていくのを見た。もし彼らが戻ってきたら幸せだよ…。私たち家族もモルドバに行くことができたし、家族のためにこの選択肢はまだ残されている。だが私と妻は、絶対にウクライナに残るよ」。

「私のいる場所から120km先で最も激しい戦いが起きている。だが私が決めたことだから大丈夫だ。恐れてなどいないよ。私はプーチンの理論を理解する事はできない。そして彼に反対していないロシア人も理解できない。彼は私たちを自由にすると言っているが、一体何からだ?彼らは私たちが、ファシストやナチスだと言っていた…。民間人の家を攻撃したが、軍事インフラを爆撃したとしか伝えていない。彼らは嘘をついているんだ」。

Photo Ciancaphoto Studio

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この記事を書いた人

学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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