ウクライナFAが英雄ティモシュチュクに制裁か ロシア軍侵攻後もゼニトでコーチ務める

 元ウクライナ代表MFアナトリー・ティモシュチュクは宣戦布告後もロシアに滞在し、母国のサッカー連盟が制裁を検討している。

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 現在ゼニト・サンクトペテルブルクでアシスタントコーチを務める42歳ティモシュチュクは、ロシアのウクライナ侵攻後も同クラブで働いており、現状に対して沈黙を貫いている。ウクライナサッカー連盟(FFU)はティモシュチュクの行動が同国のイメージを損い、フェアプレーと倫理の原則に反する考えていて、英雄が姿勢を変えない場合は名誉や評価を剥奪する制裁措置を提案しているようだ。ティモシュチュクはウクライナ代表で144キャップの歴代最多出場記録を保持し、2002年、2006年、2007年にはウクライナ年間MVPを受賞。2006年にはウクライナ勇敢勲章を授与され、2008年には故郷ルーツクの名誉市民となった。

 Photo Ian Walton

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学生時代のユニフォームが青と赤、ポジションがMF、背番号8だった事でランパードとジェラードのプレーを見るように。以来プレミアリーグを中心にサッカーを年間約1000試合観戦する東京出身のエディター。

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