エンゼルスは正中堅手・トラウトをコンバートせず マドン監督が正中堅手としての起用を明言

 エンゼルスのジョー・マドン監督が正中堅手マイク・トラウトのコンバートを示唆してから一夜明け、マドン監督はトラウトがポジションを移動することはないことを明言した。マドン監督のコンバート発言をツイッターで知って驚いたというトラウトは、引き続き中堅手としてプレーすることを希望。ペリー・ミナシアンGM、マドン監督との話し合いの末、今季も正中堅手を務めることが決まった。メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者は、ブランドン・マーシュがトレード要員となる可能性に言及している。

 2011年にメジャーデビューしたトラウトは、左翼手として通算124試合、右翼手として通算17試合の出場経験があるものの、2014年以降は中堅以外の守備位置に就いていない。昨季は5月中旬に右ふくらはぎを痛め、わずか36試合に出場しただけでシーズン終了となってしまったが、マドン監督によると、トラウトの状態は非常によく、正中堅手としてプレーする準備が整っているという。トラウトは健康を維持するためにはコンバートがベターであることを理解しており、将来的に外野の両翼へ移る可能性は否定しなかったものの、「この話が出るまでコンバートのことを考えたことなんてなかった」と現時点では正中堅手としてプレーし続けることを希望した。

 エンゼルスはトラウトを左翼または右翼へコンバートし、俊足好守の有望株マーシュを正中堅手に据えることを考えていた。ボリンガー記者が「マーシュは今春、ロースターのスポットを勝ち取る必要がある」と記しているように、オープン戦のパフォーマンス次第では、マーシュはマイナーで開幕を迎えることになるかもしれない。また、ボリンガー記者は「マーシュが投手とのトレードで放出される可能性も残っている」とマーシュがトレード要員となる可能性にも言及した。

 投手力に不安を抱えるチーム事情を考えると、マーシュ(もしくはジョー・アデル)をトレードの駒として投手補強に動く可能性は十分にある。トラウトを引き続き正中堅手として起用することを決めたエンゼルスのフロントオフィスの「次の一手」に注目したい。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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