元日本ハムの35歳救援右腕・マーティン カブスと1年250万ドル+出来高で契約合意との報道

 メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者によると、カブスはブレーブスからFAとなっていた35歳のベテラン救援右腕クリス・マーティンと1年250万ドル+出来高で契約合意に至ったようだ。出来高の内訳は、成績に応じたパフォーマンスボーナスが50万ドル、ロースターボーナスが25万ドルであることが報じられている。マーティンは2016~17年に日本プロ野球の北海道日本ハムファイターズでも活躍。メジャー復帰後、レンジャーズ、ブレーブスを経て、今季はカブスでプレーすることになった。

 マーティンは昨季ブレーブスで46試合に登板して43回1/3を投げ、2勝4敗1セーブ、13ホールド、防御率3.95を記録。ポストシーズンでは5試合で防御率2.08と安定したピッチングを見せ、26年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。マーティンの最大の長所は与四球の少なさで、昨季も与四球率1.25という素晴らしい数字をマーク。メジャー通算でも与四球率1.34、奪三振と与四球の比率(K/BB)は6.45と極めて優秀な数字を残している。

 カブスはブルペンに経験豊富なリリーバーが1人もおらず、メジャー通算11セーブのローワン・ウィック(29歳)がクローザー筆頭候補、メジャー通算65登板のブラッド・ウィーク(30歳)と昨季メジャーデビューしたマニュエル・ロドリゲス(25歳)がセットアッパー候補という状況だった。ジェッド・ホイヤー編成本部長は「我々には対処しなければならない明確な穴がいくつもある。これまでに何度も言っているが、投手力と投手層が最大の焦点だ」と話しており、マーティン獲得やベテラン右腕ジェシー・チャベス(38歳)とのマイナー契約は、その言葉通りの動きとなった。

 マーティンは日本ハムでも2年間プレー。2年連続で防御率1点台をマークする活躍を見せ、メジャー復帰時にはレンジャーズから2年400万ドルの契約を与えられた。2019年途中にブレーブスへ移籍し、同年オフにFAとなったあと、2年1400万ドルという好条件で再契約。今季はカブスのブルペンにおける貴重なベテランとして、勝ちパターンの継投の一角を担うことになりそうだ。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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