ロッキーズが2016年MVPのクリス・ブライアントと合意 7年1億8200万ドルの大型契約

 ロッキーズがFA市場の目玉の1人の獲得に成功した。メジャーリーグ公式サイトが得た情報によると、ロッキーズはジャイアンツからFAとなっていたクリス・ブライアントと7年1億8200万ドルの大型契約で合意。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマン記者はこの契約に全球団に対するトレード拒否権が含まれていることを伝えている。ロッキーズは衰えの目立つチャーリー・ブラックモンがDH中心の起用となることが予想されており、ブライアントは新天地では外野の守備に就く機会が多くなりそうだ。

 現在30歳のブライアントは、昨季カブスとジャイアンツで合計144試合に出場し、打率.265、25本塁打、73打点、10盗塁、OPS.835を記録。短縮シーズンの2020年は打率.206、4本塁打、OPS.644という大不振に陥ったが、復調して2年ぶり4度目のオールスター・ゲーム選出を果たした。カブス時代はトップ・プロスペクトとして大きな期待を背負い、デビューした2015年に26本塁打を放って新人王、翌2016年には打率.292、39本塁打、102打点、OPS.939の好成績でMVPを受賞。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドでどこまで打撃成績を伸ばすか注目される。

 本職の三塁だけでなく、一塁、左翼、右翼、さらには中堅、遊撃と様々なポジションを守れるブライアントだが、メジャーリーグ公式サイトでロッキーズを担当するトーマス・ハーディング記者は「外野の両翼を守るのが最もチームにフィットするだろう」と伝えている。昨季の外野陣のうち、ブラックモンがDHに回るため、外野の1枠が空いている。一塁にはC・J・クロン、三塁にもライアン・マクマーンがいるため、ブライアントは外野の両翼のどちらか(おそらく左翼)がメインポジションとなる可能性が高い。

 昨年2月にノーラン・アレナードをカージナルスへ放出し、昨季終了後にはトレバー・ストーリーがFAとなっており、ブライアントの加入はロッキーズのファンにとって久々の明るいニュースと言える。ちなみに、ブライアントのクアーズ・フィールドでの通算成績は16試合で打率.263、2本塁打、9打点、OPS.757となっている。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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