打撃改造に取り組み復活を目指す36歳のカーペンター 地元球団のレンジャーズとマイナー契約へ

「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者によると、カージナルスからFAとなっていた36歳のベテラン、マット・カーペンターはレンジャーズとマイナー契約を結ぶことで合意したようだ。カーペンターは2018年に自己最多の36本塁打を放つ活躍を見せたものの、その後は守備シフトの普及もあって成績が急降下。昨季終了後、カージナルスからオプション行使を拒否され、キャリアで初めてFAとなっていた。テキサス州ガルベストン出身であり、地元球団のレンジャーズで復活を目指す。

 昨季のカーペンターは130試合で207打数しか出場機会がなかったことからもわかるように、代打中心の起用となり、打率.169、3本塁打、21打点、OPS.580と低迷。大不振だった2020年の成績(打率.186、4本塁打、24打点、OPS.639)をさらに下回った。代打には76度起用されたものの、打率.150、2本塁打、OPS.646と慣れない役割に苦戦。左投手も18打数1安打(打率.056)と全く打てなかった。

 不振が続くなか、カーペンターは今オフ、自身のスイングや打席でのアプローチを見直すことを決意し、30代後半になって復活を遂げたジョーイ・ボットー(レッズ)に相談。ボットーや元同僚のマット・ホリデイ、元マリナーズ打撃コーチのティム・レイカーらの助言を受けながら打撃改造に取り組み、ボットー同様にキャリア終盤での復活を目指している。それが成功する可能性もあり、レンジャーズにとってはローリスク・ハイリターンの契約と言えるだろう。

 レンジャーズは正三塁手候補の有望株ジョシュ・ヤングが左肩の手術で長期離脱となり、アイザイア・カイナーファレファはトレードで放出。三塁はアンディ・イバニェス、マイナー契約のチャーリー・カルバーソン、新加入のブラッド・ミラーらがレギュラー候補だが、流動的な状況。開幕までにアピールできればカーペンターにも十分にチャンスがある。DHも過去2シーズン低迷しているウィリー・カルフーンがレギュラー筆頭候補となっており、カーペンターが出場機会を勝ち取る可能性は決して低くないと思われる。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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