昨季サイ・ヤング賞のブリュワーズ・バーンズ ウッドラフを抑えて自身初の開幕投手に決定

 ブリュワーズのクレイグ・カウンセル監督は、2022年の開幕投手をコービン・バーンズが務めることを発表した。バーンズは昨季サイ・ヤング賞を受賞した好投手であり、開幕投手に指名されるのは当然のように思えるが、カウンセル監督は開幕投手の決定にあたり、全く迷わなかったわけではないという。過去2年間、開幕投手を務めたブランドン・ウッドラフがいるからだ。それでも「サイ・ヤング賞を受賞した投手だからね」とバーンズに自身初の大役を任せることを決定。バーンズはその知らせを「クールなニュース」と表現した。

 現在27歳のバーンズはメジャー4年目の昨季、28試合に先発して167イニングを投げ、11勝5敗、防御率2.43、234奪三振の好成績をマーク。投球イニング数はやや物足りなかったが、開幕から58奪三振連続無四球のメジャー新記録、10者連続三振のメジャータイ記録、守護神ジョシュ・ヘイダーとの継投ノーヒッターなど圧巻のピッチングを続け、最優秀防御率のタイトルを獲得したのに加え、ザック・ウィーラー、マックス・シャーザーらとの争いを制してサイ・ヤング賞に輝いた。

 カウンセル監督によると、バーンズ、ウッドラフ、フレディ・ペラルタ、エイドリアン・ハウザー、エリック・ラウアーの5人が今季の開幕ローテーションを形成。今季のブリュワーズのローテーションはメジャーで1、2を争う強力なメンバーと評価されており、バーンズも「このチームでは、ローテーションの5人のうち、誰が開幕投手になってもおかしくない」と話している。

 わずか3年前、2019年シーズンには防御率8点台という大不振に苦しんだバーンズ。そこから球種別の投球割合を見直し、メンタル面を鍛えなおしてサイ・ヤング賞を受賞する投手へと成長を遂げた。バーンズと同じようなルートを辿った投手として「ロイ・ハラデイが思い浮かぶね」と話すカウンセル監督。「バーンズが急成長を遂げたのは、肉体的に成長したからではない。それ以外の部分をしっかりコントロールできるようになったんだ」と指揮官が評価するバーンズには、ハラデイのような殿堂入りのキャリアを歩む可能性が十分にある。まずは開幕戦での快投に期待したい。

引用元 :mlb.jp photo – MLB Advanced Media

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この記事を書いた人

神戸出身。2001年、地元オリックスのスーパースターであるイチローのマリナーズ移籍をきっかけに本格的にMLBに興味を持つ。2016年に完全オリジナルのMLB選手名鑑を自費出版したことがきっかけでMLBライターに。2021年にはSPOZONE(現SPOTVNOW)で解説者デビュー。Twitter:@y_MuLB

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